
すべての患者・障害者・高齢者が、安心して暮らせる社会を。
この思いを共有する多くの仲間たちの力によって、「難病・慢性疾患全国フォーラム」は2010年に誕生しました。
それから15年、同じ思いを確認しながら歩んでまいりました。
本年(2025年)は、難病法および改正児童福祉法による難病・小慢対策の施行から10年の節目の年でもあります。
これらの法律の検討過程において出された報告書には「難病対策については、他の福祉制度等に隠れて光が当たってこなかった印象は否めない。難病で苦しんでいる人々が将来に『希望』を持って生きられるよう、改革に総合的かつ一体的に取り組む必要がある。」と記されています。
法律施行10年が経ち、難病や長期慢性疾患の患者にしっかり光は当たったでしょうか。
そして、将来に『希望』を持って生きられるようになったでしょうか。
一年前、突然私たちに突き付けられた「高額療養費制度の見直し」問題に、私たちは怒りを感じ、社会に訴えかけました。
その声は瞬く間に広がり、そして、その声は大きくなり政府を動かしました。
私たちは患者や家族の思いの大切さを再確認し、私たちの団結力の強さも再認識しました。
本日のフォーラムを通して、私たちの声を届けることの意味を確かめ、「高額療養費制度の見直し」問題を共有することで、すべての患者・障害者・高齢者が、安心して暮らせる社会を求めていくことの意義を確かめました。
市民のために日本の将来のために、医療費の削減は急務だと言います。
しかし、そのために患者のみなさんへの光を消してもいいのでしょうか。
病気があっても市民は市民。病気になっても市民は市民です。
私たちは完治が困難な病気をかかえながら、一所懸命に社会の中で生きている市民です。
難病や長期慢性疾患患者が将来に『希望』を持って生きられる社会を自らはぐくむために、これからも私たちは歩み続けます。
2025年11月15日
難病・慢性疾患全国フォーラム2025
NPO法人ASridによるポスター展示他
難病・慢性疾患全国フォーラム2025
すべての患者・障害者・高齢者が安心して暮らせる社会を!!
(厚生労働省「令和7年度難病患者サポート事業」補助事業)
2025年11月15日(土)13時~16時
会場開催とオンライン配信のハイブリッド開催(予定)
1,000円(当日資料代として)
会場120名(先着)、オンライン500名
受付終了
難病・慢性疾患全国フォーラム実行委員会事務局
(一般社団法人 日本難病・疾病団体協議会内)
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨 1-11-2 巣鴨陽光ハイツ 712号
TEL:03-6902-2083
FAX:03-6902-2084
mail:jpa@nanbyo.jp ※アットマークは半角に置き換えてください。
以上